東京女子大学図書館で活動する
図書館常設企画隊PUPIL
PUPIL 本紹介
2021年 8月
2021年7月9日から15日までTwitterで、7月9日から16日までGoogleフォームを用いてアンケートを行いました。
今回はそのアンケートを基に今回は本紹介を行っていきます!
アンケートの結果
まずは今回のアンケートの結果から!
Twitterでは「数学が好きですか?嫌いですか?」という質問に対し、77票の投票をいただきました!たくさんのご投票ありがとうございました。
結果は……“好き”25パーセント。“嫌い”75パーセント。
嫌いと答えた方の方が多いという結果になりました。
数学専攻の私からすると少し悲しい(´・ω・`)
Googleフォームを用いたアンケートでは12件のご回答をいただきました。
回答してくださった皆さんありがとうございました。
こちらのアンケートでは「数学が好きですか?嫌いですか?」という質問に対し
好き50パーセント、嫌い50パーセントという結果になりました。
アンケートの回答を一部紹介させていただきます。
数学が好きな理由
・正解がはっきりと出るから
・人類の進歩を数学をすることによって感じられるから
数学が好きになったきっかけ
・授業が楽しかった
・「浜村渚の計算ノート」という本を読んで
数学が嫌いな理由
・できないから
・眠くなる
嫌いになったきっかけ
・高校生の時
・きっかけは特にない
また、教科書以外で数学に触れたことがありますかという質問に対し
ある27.3パーセント ない72.7パーセント
という結果になりました。
また、あるとことあえた方は本や検定試験の勉強で触れたことがあるようです。
本紹介
アンケート結果を踏まえて3名のPUPILメンバーが「数学」に関する本を紹介します!
どれも東京女子大学の図書館にある本なので是非借りて読んでみてください!!
『世にも美しき数学者たちの日常』二宮敦人 幻冬舎
「大学では数学専攻で……」
自己紹介でこう言うとかなり食いつきがよかったりします。
「数学結構好きだったんだよ。」という方や
「数学って聞くだけでも嫌だわ」みたいな方まで
皆さんよくも悪くも数学というものに強い思いを持っておられるようで……。
その思い、この本にぶつけてほしいです。
数学って何が楽しいの?なんで楽しいの?なんで数学なんてあるの?
数学って何なの?何をしているの?私は数学が嫌いだ!好きだ!
そんな思いをぶつけてほしいです。
数学を楽しんでいる人にも、数学に苦しんでいる人にも、数学なんて遠くかなた向こうの記憶になってしまった人にもぜひ読んでいただきたい一冊です!!(紹介者:あずき)
『教科書では学べない数学的思考
ー「ウーン!」と「アハ!」から学ぶ』
ジョンメイソン外2人、新評論、2019
難しくて数学がいやになった方、教科書に数学にはあきれた方にお勧めします。数学は日常から離れられない存在です。数学的に考えるとは何かをこの本ではやさしく説明してくれます。数学の問題を解くとき、どのような段階を踏めばいいのか、取り組む方法をも教えてくれます。これからは数学が好きになるかもしれません!
学校の図書館にもあるので、読んでみてください。(紹介者:うの)
浜田宏著『その問題、数理モデルが解決します』という本を紹介します。
この本は、数学が嫌いな青葉と数学が好きな花京院が、大学の文学部にある、数理行動科学専攻で出会い、「数理モデル」を身につけていく話です。「数理モデル」と聞くと、難しそうと思うかもしれませんが、花京院が青葉に、ホワイトボードに数式を書いたり、具体例を用いたりして、分かりやすく説明していく対話形式の文構成なので、数学が苦手な人でも読みやすい本となっています。「内定をもらう方法」や、「売り上げをのばす方法」など、将来に役立つ情報が書かれている章もたくさんあります。
本学図書館の2階、一般書(和書)のところにあるので、気になった人は、是非読んでみてください。(紹介者:Y)
Googleフォームでのアンケートの最後に、数学に関するおすすめの本を聞きました。
(東京女子大学図書館にあります)
結城浩『数学ガール』シリーズ ソフトバンククリエイティブ
結城浩『数学ガールの秘密ノート』シリーズ ソフトバンククリエイティブ
青柳碧人『浜村渚の計算ノート』講談社文庫
湘吾『お任せ!数学屋さん』ポプラ社
木村俊一『数学の魔術師たち』角川ソフィア文庫
王城夕紀『青の数学』新潮文庫nex
クリスティン ダール 著、スヴェン ノードクヴィスト 絵、枇谷玲子 訳『北欧式 眠くならない数学の本』三省堂
『浜村渚の計算ノート』『お任せ!数学屋さん』『数学の魔術師たち』『青の数学』『北欧式 眠くならない数学の本』は東京女子大学図書館にはありません。
(東京女子大学図書館にあります)
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ここまでお読みいただきありがとうございます。今回の本紹介はいかがだったでしょうか?
お家にこもりがちな今、ぜひここで紹介した本を読んでみてほしいなとおもいます。
次回のテーマは「児童文学」!お楽しみに!!